踊れ月光『アネモネ』

elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記109 邪悪なる鉄槌

ステンドグラスを通した色鮮やかな光の下。月のように淡く光る金の三つ編みを垂らした背中は、静かに祈りを捧げていた。 マリー「………」 アネモネ「…吸血鬼が作った大聖堂でお祈りとは、変わったことをする」
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クレイモア吸血鬼の旅行記108 罰と肉

うららかな眠気誘う陽の光、心地よい風に木々がざわめく森には、暗い色に沈む沼地が広がっていた。そんな風景の中に、不自然なほど、蓋を開けた棺桶が突然と置かれていた。ざくざくと草の根を分けて、進む足音はそこで止まり。青い瞳が棺桶の中を覗き込む...
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クレイモア吸血鬼の旅行記107 七転び八起き

*今回は長々続いたアネモネとマリーの話が中心となった小説みたいな内容になります。
踊れ月光『アネモネ』

クレイモア吸血鬼の旅行記106 ノヴィスワールド-吸血鬼はイルヴァの夢を見るのか? 後編-

アネモネ(ふむ…魔法が使えぬな。確かエリステアが言っていたな。昼は近接と射撃を、夜は魔法を封じられると) 英雄、聖なる盾、契約といった魔法が唱えられないことに不便を感じたが。夜明けまで待ったら、幻を見る前にエリザかマリーに捕まって...
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クレイモア吸血鬼の旅行記105 ノヴィスワールド-吸血鬼はイルヴァの夢を見るのか? 前編-

真夜中の司書室に、羊皮紙をめくる乾いた音と、疲れが見えはじめた短い溜息がひとつ。チロチロと揺れる燭台の明かりの中、エリステアが呻くように独りごちる。すでに王宮内に人影はなく、静寂に支配された帳の中、彼女は懸命に積まれた資料と格闘を続けて...
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クレイモア吸血鬼の旅行記104 ノヴィスワールド-虚構の魔女 後編-

アネモネ「まずは愛らしい沼地の精たちがお相手か!ははははははははっ!」 エリザ「どこが愛らしいですの…」
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クレイモア吸血鬼の旅行記103 ノヴィスワールド-虚構の魔女 前編-

アネモネ「月の門の境界にて、永遠を生きる7人の魔女がいるという…」 マリー「ムーンゲートの境界…?魔女?」 唐突にそう語り出した吸血鬼の言葉を聞きながら、マリーは興じているチェス盤を見つめる。しばし悩んだ後、駒を動かす。そし...