踊れ月光『アネモネ』

elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記118 空即是色

血と享楽で戯れる吸血鬼が住んでいるという噂の城の一室に響く…可愛らしい少女の鼻歌。 エリザ「ふんふんふ~ん♪」
elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記117 癒しと風

アネモネ「うぅん…うう……」 緻密に装飾された豪華な王様ベッドから聞こえる呻き声。乱れたシーツから覗く幼い少女の顔は苦悶に歪んでおり。外さずにいる深紅の石が付いたペンダントの細い鎖が白い首に絡みついていた。ふと目蓋が開き、紫の瞳はしばしぼんやりと天蓋を見つめる。
elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記116 時計仕掛けの死神

アネモネ「ぬ?いつのまにか、我の習得が1000になっておるな」 エリザ「あら、おめでとう。毎月、畑作業している成果が出てますわね」 アネモネ「ハーブと宝石はいくらあっても困らぬからな。だが、それだけではない。我は秘密の特訓もしているのだ」
踊れ月光『アネモネ』

クレイモア吸血鬼の旅行記115 汝のペットを愛せよ

神殺しをしますわよー!と。願いの杖を持った少女は微笑む。どちらかといえば真面目な彼女にしては突拍子もない発言だ。しかし、吸血鬼は理由を察していた。
elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記114 無性の癒し

眩い光と共に現れるのは金色の衣を纏った可憐な乙女。翠玉色の美しい瞳、一筋の橙色が入る、緑の波打つ長髪。雲のようにふわふわとした重量感のある大きな翼と、小さな翼のような耳が印象的だ。彼女は…癒しのジュア。女神だ。"願い"に答え。皆が望む姿を形成し。地上の生き物と同じ肉の身体を得て、降臨したのだ。
elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記113 ノヴィスワールド-暴食の魔女 後編-

それは幼い少女だったものだ。すべてを飲み込み、嚙み砕かんと大きく開いた口。ギョロギョロと動くひとつ目は飢えた獣のように血走っており。隆々とした巨大な両腕に捕まれたら、一巻の終わりだろう。その怪物の名は暴蝕の魔女《ディールミィル》だ。
elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記112 ノヴィスワールド-暴食の魔女 前編-

アネモネ「最近ぶりだな。アルハザードよ」 アルハザード「そうね。貴方の顔は見慣れてしまって、喜びも驚きも感じないわね」 アネモネ「冷たいなぁ。雪が静かに降る夜、2人きりで。隠すべきものを見せ合い、熱いひと時を共にした仲じゃないか」