elonaプレイ日記

クレイモア吸血鬼の旅行記110 ノヴィスワールド-傀儡の魔女 前編-

アルハザード「久しぶりね。待っていたわ」 寒々とした雪原の中にひっそりと存在する小屋。扉を開くと、心地よい音が響く暖炉の熱気と共に、静かな魔女の声が出迎えた。突然の訪問に驚いた様子は無く。まるで今日、吸血鬼が訪れるのをわかっていたかのようだ。
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聖騎士吸血鬼の伝説23 ノースポイント-死の連鎖-

静まり返った寝室。朝日の光が零れる窓から、小鳥のさえずりが聞こえる。プチのぬいぐるみの上でうつ伏せに転がる半妖精は、主である少年の顔をジッと見つめていた。 アドニス「…」 ミア(うひひ…ドニちゃんの寝顔かわいい~)
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クレイモア吸血鬼の旅行記109 邪悪なる鉄槌

ステンドグラスを通した色鮮やかな光の下。月のように淡く光る金の三つ編みを垂らした背中は、静かに祈りを捧げていた。 マリー「………」 アネモネ「…吸血鬼が作った大聖堂でお祈りとは、変わったことをする」
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聖騎士吸血鬼の伝説22 頑張る坊ちゃん

頑張るお嬢様「ようやく会えたのう、月明かりの祝福。わらわは紅き刃『ニスドプレ』じゃ!お主を倒せば名が上がる……覚悟してつかわせ!」 アドニス「紅き刃…?もしかして…」
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クレイモア吸血鬼の旅行記108 罰と肉

うららかな眠気誘う陽の光、心地よい風に木々がざわめく森には、暗い色に沈む沼地が広がっていた。そんな風景の中に、不自然なほど、蓋を開けた棺桶が突然と置かれていた。ざくざくと草の根を分けて、進む足音はそこで止まり。青い瞳が棺桶の中を覗き込むと、吸血鬼が横たわっており。物音か視線か、こちらに気付いた様子で、薄く目蓋を開き。やってきた友人を見つめた。
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聖騎士吸血鬼の伝説21 フェアリーメーカー

アドニス「ジル兄、これは一体…?」 目の前で浮かぶ奇妙な光。その向こう側には、いつもどおり唐突に現れた赤髪の魔術師がにやりと笑んでいた。
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クレイモア吸血鬼の旅行記107 七転び八起き

*今回は長々続いたアネモネとマリーの話が中心となった小説みたいな内容になります。