聖騎士吸血鬼の伝説22 頑張る坊ちゃん

elonaプレイ日記月明かりの祝福『アドニス』


頑張るお嬢様「ようやく会えたのう、月明かりの祝福。わらわは紅き刃『ニスドプレ』じゃ!お主を倒せば名が上がる……覚悟してつかわせ!」

アドニス「紅き刃…?もしかして…」
頑張るお嬢様「ほぉおおああぁ…ぅぉぉおおおおおおおおおおぉぉ!ちぇすとーーーーーー!
頑張るお嬢様は聞く耳を持たず、両手で握った剣を真っ直ぐ上に振り上げたポーズのまま、人間は発したと思えない奇声を発し、猪のごとくアドニスに突進してきた———!

アドニス「ぬぅおわああああああっ!?」


頑張るお嬢様「こ、この胸の高まり…なんて甘美な………ふふふふふふふ。次こそはお主を殺す」
紅き刃『ニスドプレ』は修行の旅に出るつもりだ。少年は見送った。紅き刃『ニスドプレ』は旅に出た!

アドニス「なんなんだ…あのお嬢様…」

ルシアン「いやー激しい子だったなぁ。坊ちゃん、なんか言いかけていたけど。知ってるの?」

アドニス「父上の日記に同じ異名のお嬢様がいたんだ。もしかしたら関係があるんじゃないかと、話を聞きたかったんだが」

ルシアン「娘だったりしてなー。世間って、わりと狭いものだからさ。俺も坊ちゃんも、そういう縁だったしな」

アドニス「阿呆のような体力で振り回されて、後悔した出会いだったな」

ルシアン「ええ~。熱い友情が芽生えた思い出だろ~」

アドニス「初めて誰かにうざいという感情を抱いたのは確かだな」

 

頑張るお嬢様の異名はある程度固定化されているが…被るとは。不思議な縁を感じますね。

 


ミアはエヘカトルに祝福された信仰の巻物を呼んだ。ミアはエヘカトルに改宗した。ミアは幸運のエヘカトルの暖かい眼差しを感じた。

ミア「うみゃああっ♪わぁ~なんだかお日様みたいにポカポカ温かいですねー」

アドニス「魅力と回避などのボーナス。そしてエヘカトル流魔術によるMP消費の軽減はミアにぴったりだと思ってな。幸運の女神がミアのことを気に入ってくれたようで良かった」

ルシアン「坊ちゃんは鬼畜だなぁ」

アドニス「え?」

ルシアン「マニ祭壇を乗っ取り、アクリ・テオラでマニ信者を改宗させるなんて…」

デイビッド「ボスの所業…恐ろしくて。アッシ、ブルっちまいましたぜ」

ベアトリクス「アドニスくん…そんなことするひとだったんだね」

ミア「ドニちゃんがどんなひとでも、ボクは…ボクは離れませんからね!」

アドニス「ち、違う!偶然なんだ!本当に偶然なんだ!!」

 

本当に偶然ですよ…?

 


ルシアンは加速の使い方を閃いた! ルシアンは不幸になった。

ルシアン「…」

アドニス「すまない。運勢を下げるエンチャントが付いていたことに気付いていたんだが。ルシアンが不幸になってしまうなんて…」

ルシアン「いやいや、そんな気がしただけで。全然不幸じゃねえから!ほら、坊ちゃんをぎゅ~っと抱きしめれば」

アドニス「…」
少年は回避した。

ルシアン「…俺は、俺は諦めない!」

アドニス「諦めろ!」
少年は再び回避した。

ミア「もー、仲良く遊ぶのはお外にしてくださいよー」*店番中*

 



ルシアンに加速、英雄、聖なる盾。デイビッドに英雄を習得させました。有効なバフだが、攻撃行動が遅れてしまうところが難点だな。まだアドニスより速度が低めなので、わりと影響がありそうだが…まあ、そんな致命的ではないだろう。

 



アドニス「魔法・幻惑耐性に速度8UP。戦術が下がるが、すごく良い指輪を入手したぞ…生ものだが」

ルシアン「神器である以上、素材槌でどうにかする手段しかないな。ということでラーナに行ってみる?」

アドニス「急だな。…そこで素材槌でも売っているのか?」

ルシアン「正解。そこにあるおみやげ屋の店の規模をめっちゃ上げれば、並んでいることがあるんだ。値段もそれなりに高いだけどな」

アドニス「今の俺には大きい投資は難しいぞ…。しばらく生もののままで良い。大事なものに指定しておけば、うっかり食べることはないはずだ」

ルシアン「え~。温泉があるんだぜ~。久しぶりに一緒に入ろうぜ。背中流しっこしよ~」

デイビッド「くくっ、裸の付き合いでやすか。良いっすね」

アドニス「何も知らないひとから見たら混乱するから、絶対にやめろ」
性転換した幼馴染とメイド服を着たゾンビ男に(一見、美少女に見える)少年は厳重注意した。

ベアトリクス(…楽しそうだ)



アドニス「ふ、ふふふふ…はははっ!はははははははははははっ!!」

ミア「ふえぇっ!?ドニちゃんがなんか邪悪になっていますー!?」

ルシアン「ああ。稀に親父さんみたいになってるだけだから気にしないでくれ。それにしても、すごい喜んでいるなぁ」

ミア(おやじさん?)

ベアトリクス「鍛冶屋ですごく粘っていたようだからね。たぶん…2時間ぐらい?」

アドニス「…こほん。すまない、興奮で少し取り乱した。これで俺の戦力をだいぶ強化できたと思う」

ルシアン「へえ。じゃあ、そろそろミノタウロスの巣とか、ノースポイントのまだ挑んでないネフィアに行く頃か」

アドニス「そうだな…。だが、まだ少し準備しようかと思ってな。俺たちの今後のために…農業をはじめるぞ」

ルシアン「農業?」

 



アドニス「畑でハーブ、宝石を安定して収穫できるようになれば、食事による成長と訓練費にも困ることは無くなるはずだ。しかし、栽培を習得するのにプラチナ70枚以上もかかるとは、新しいスキルを覚えるのが大変になってきたな」

デイビッド「ギルドトレーナーの連中はひでえですよね。…アッシがすこーしお話してやりましょうか?」

アドニス「いや、大丈夫だ。大丈夫。…それより、今まで集めた種を植えたが。スペースがまだ空いているな。もっと集めないと」

ルシアン「種の入手方法か。確か、妖精さんに吐いてもらう…」

ミア「ドニちゃんが望むなら、ボクは…うっお”っ!!

アドニス「やめるんだ…ミア!!俺はそんなことを望んでない!」

ルシアン「アドニス、ミア。落ち着いて、俺の話を聞いてくれ。種吐きはクミロミの化身という、特別な存在の妖精さんだから出来ることだ。つまりミアには出来ない。無理するな。そして…坊ちゃんにぴったりな種集め方法を教えてやるよ」

 



ルシアン「畑の権利書を購入し、設置すれば、かならず果実の木が1本付いてくることは知ってるよな。そして、果実の中で1番軽いのはさくらんぼだ。その果実が出るまで粘り。設置した畑は必要ないなら、撤去し。また設置しては繰り返し。集めた果実の木を…」



ルシアン「こうして並べて体当たりすれば、簡単にさくらんぼ果樹園を収穫できるわけだ。そして、クミロミ信仰した状態で、大量の腐った果実を四次元ポケットにしまって出して、腐らせれば~…いっぱいの種に!ここも目当ての物が出るまで粘る所だが…。いやー流石、皆に愛されるクミ様のお力だぜ~」

デイビッド「うおお、アニキは本当に意外なほど物知りでやすねー」

ミア「アンちゃん。阿呆っぽいのに、ホントすごいですー」

ルシアン「俺、頑張って説明したのに…ひどくな~い?」

アドニス「すごいよ、ルシアンは。驚くほど冒険者としての知識に詳しくて…実は俺と一緒に旅立つ前に冒険したことがあるんじゃないか?」

ルシアン「え~。俺の初めてはアドニスなのに。疑うなんて悲しいなあ」

アドニス「何を言っているんだ…。とりあえず、果実の木はこの方法で集めていくか。懐にまあまあ痛いが」

ルシアン「大丈夫大丈夫。最近、熱心に釣りをしてて。スーパー観光客の称号を取っただろう。パルミア一番!も習得したら、活け造り料理でどんどん回収できるさ」

デイビッド「演奏スキルも上がっていけば、おひねりという合法的恐喝…いや、感動で人々を幸せにして、ボスも幸せになりますぜ」

ベアトリクス「…バブル肉工場って、知ってるかい…?ひどく狭い部屋でずっと巨大なバブルを切り続けるんだ。…何度も何度も、全身が真っ赤になるほどに血にまみれ。周りに肉塊の山が積もり。もう何を切っているのか分からなくなるほど、ミンチにして、ミンチにして…。そして、腐った重い肉塊を店で売ると。驚くほどの値段で人々が買ってくれるんだ。…不思議な話だよね?それで味を占めた冒険者は何度も何度も繰り返し…廃人になることが多いみたいだ」

「…っ!」

ベアトリクス「あはは。ちょっとホラーに盛り過ぎちゃったね。ごめんね!まあ、アドニスくんのスタイルに合わない方法だと思うから忘れちゃってね」

ルシアン「ははは…語りの迫力が凄かったぜ~」

デイビッド「ちょっとだけも…いや、なんでもないっす」

ミア「ドニちゃ~ん。しばらく一緒に寝てください。ボク、しばらく1人で寝れなそうです~」

アドニス「う、うむ…」(俺も夢に出そうだ…)

ベアトリクス「…ふふっ」

 


 

装備更新と育成準備回でした。アドニスではクッキー工場禁止、中立友好NPCをミンチにしない。窃盗禁止(魔物呼び装備者は例外)などの縛りがある以上。ステータス面を強化する手段といったら畑になりますね。
果実の木リロはoomから追加された個別差し替えの影響で、一目でさくらんぼの木なのか分かりやすいですね。見栄えも良く、少し楽が出来る。素晴らしい。


ちなみに今回辺りから、異名・銘、ネーム関係の追加を入れています。生き武器を作る予定はないですので…。なかなか新鮮みを感じる。画像のような、よりひどいのが生成されるようになった気がするけど。

 

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