クレイモア吸血鬼の旅行記78


アネモネ「…マリーよ。そなたを深く知りたい。たとえ底なしの沼に沈み戻れなくても、我は喜んで飛び込むのだ。そんな我を受け止めてほしい」
マリー「な、なにを言っているんだ…!?お前にはエリザがいるだろ!」
アネモネ「エリザには関係ない話だが?見よ。そなたの現在のステータスだ」


アネモネ「LV1からLV41まで上げた結果、そなたの速度が448→528となったのだ。効率よく潜在400%にし、BPも稼ぐために使用した下落ポーションだったが、このような現象が起こるとはな。その驚異の身体能力…調べたい」
マリー「確かに前より速く動けるようになっているが… 私は昔から戦闘に関しては物覚えが良いんだ」
アネモネ「その恐ろしい速さで壁の中に突入し、謎の空間を泳ぎ、あらゆるものを崩壊させることができるのではないか。…我が城で実行するなよ」
マリー「私は化け物か!」

 

MMAhではLVUPによってNPCの速度が上がる(過去最大LVを更新しない場合は上がらない)仕様なんだが… 一度もLVUPさせてない状態でLV下げてLV上げると、速度が上がるようだ?
明らかにシステムの穴、バグというべきか。意図された設定じゃないが… LV1にして、大体の潜在を400%した後(*保存*)に気づいたので。まあ、このままマリーを育てるかな。普段は店番だし。

*5/10追記
2020/05/05の更新で、ユニットが生成されたとき過去最大レベルが設定されるようになりました。

 


アネモネ「斧を使いたいということだが… 他に良い物が無くてな。辻ウンガガの落とし物からまあまあなエンチャントが付いたものを選んだぞ」
マリー「いいじゃないか。私は気に入ったぞ」
アネモネ「鞭を使わぬのか」
マリー「あれはお前のために振るうものだ。今はしまっているよ」
アネモネ「我はいつでも特別な時を歓迎するぞ」
マリー「ははっ、それは残念だな。私は平和に生きたいんだ」


アネモネ「はははっ、そなたらしい答えであるな。そんなマリーに素晴らしい贈りものをくれてやろう」 そう言うと、吸血鬼は柔らかな感触がする物をバンパイアハンターに手渡した。
マリー「……下着?」


アネモネ「ふはははははははっ!驚愕せよ狂喜せよ!1480万2115で購入した、グレネードエンチャント付きパンティーであるぞ。遠隔武器は投げるものが良いと言っていたからな。BMで奮発したのである」
マリー「武器って…下着なんだが…!?」
アネモネ「ぬ?まだ教えてなかったか。パンティーは願いでギャルのパンティーをおくれー!と、叫ばれるほどの人気な武器である。頭に被るのが一般的な装備の仕方だぞ」
マリー「そ、そうなのか…?」
エリザ騙されないで、マリー。そんな変質者がいたら、即刻ガードを呼びますわ。お金がごっそり減ってると思ったら、こんなことに使っていましたのね…!」
アネモネ「はっはっはっ、そうである。一般的ではなく一部の冒険者の間でパンティーを頭に…ぬぐわっ!?いひゃ…えりひゃ?なへ…ぬわーーーーっ!」 音も無く背後に立っていた少女は、両手で吸血鬼の白い頬に触れてつねり、餅のように伸ばし始めた。
マリー「そうだよな…下着が武器だなんて」
エリザ「鞄やポケットとか、いくらでも携帯する場所がありますわ。頭に被るなんて破廉恥なことを真に受けないでちょうだいね」
マリー「…あ、うん。そうするよ」(…武器なのは本当なのか…)

 


現在のマリーの装備。近接武器は斧、遠隔は手裏剣と決めていたが…何気なくBMを覗いたら、すごいパンティーがあったから買った。これも運命だ。


金回収の手段として、果実をアーティファクトの種に変換して売るという手はなかなか良いと思ったが… レアだけあってなかなか出てこない、出ても数が少ない、など。わりとめんどくさい方法だった。運が悪いとただただ無情に時間が過ぎる。ハーブの種を集めるついで程度に思っておくと気が楽かな。

 


ルルウィの憑依付きを入手したので、合成したが…どうも発動しているのかわからん。そもそも、なぜドラクル用の装備で作ってしまった…?(その時の私は何を考えていたんだ)


アネモネ「ふはははははははははっ!ふはーははははははっ!素晴らしい物が出来たのである。試しに…猫の女王と戯れてくるぞ」 真紅のマントを翻し、吸血鬼は城の窓から森へ飛んでいった。
マリー「ねこ…?おい、猫に何をする気だ!?」
ドラクル「マリーさん、猫は猫でも鋭い爪を持つ… おや、もう姿がないとは。さすがの速さでございますね」 老紳士に話しかけられたことに気づく暇もなくバンパイアハンターは走り去っていた。
ジル「僕もマスターを追いかけるのですです!」 少年も元気よく飛び出していった。
エリザ「…」 少女は皆が向かっていった方を無言で見つめる。自分も行きたいけど、何か理由が、きっかけが欲しい…そんな様子だ。
ドラクル「…お嬢様方に紅茶と菓子を持っていきましょうか。急がれて喉が渇き、お腹が空くでしょうから」
エリザ「仕方ないですわね。私も手伝いますわ。おほほほほほ」

 



アネモネ「ダメージ数は多くて25ぐらい。HP1万1655なら3分前にミンチ。長時間の攻撃に耐えれば、HPを削る足しにはなるか。…ふむ、奇妙だ。おかしなことだ。我はひとりで城を出たのだが…」

エリザ「見てのとおり猫の女王はマリーが想像したものと、違っていたでしょう?」
マリー「ああ、驚きの速さだった。あれが混沌の城に封じられ、何度も復活する凶悪なモンスターなのか」
そう会話しながら、入り口付近で紅茶とクッキーを食べる下僕たちの姿が見えた。吸血鬼はなにやら疎外感を覚えながらマリーに近づき、その手からティーカップを奪い取って一口飲んだ。
アネモネ「アップルティーであるか…たまには悪くない」
マリー「人のものを飲んで、なに格好つけているんだ…」
アネモネ「受け取れ。麗しくも素晴らしい我の飲みかけ紅茶を」
マリー「嫌がらせか!そもそも私の飲みかけだ」
エリザ「あなた、マリーの前に立たないでくれる。おしゃべりの邪魔ですわ」
アネモネ「ぬー 冷たいぞ。2人きりで濃密に触れ合い、一夜を明かした関係であろうに」
エリザ「な、なにを言って…っ!?あれは、あれはですね、膝枕でしょう…!”ただの”膝枕をしただけですわ!誤解を招くような言い方をしないでくださる!」
アネモネ「つまり膝枕はいつでもしても良い行為ということだ。ふふふ、猫と遊んで疲れた我を癒してくれぬか」
エリザ「そんな訳ないでしょう。アホ吸血鬼!」
マリー「はは…仲良いな」 賑やかな光景にバンパイアハンターは小さく笑った。

 


イェルス重装兵戦で少しはダメージになるといいな。もっとPVを上げないと耐え切れずにミンチになるけど。
メインデータのログを大体記事にしたので、次回からノヴィスワールドでの続きを再開します。