アネモネ「ふむ。古城の内装が整ったのである!次は最奥にいるワイナンとやらを片づけるとするか」
エリザ「内装を整えたではなく、整地したのではなくて?」
冒険者「手伝いましょうか?」
アネモネ「余計なお世話である!帰れ!」
アネモネ「ふ、ふふふふ…。はーはっはっはっ!!」
エリザ「負けすぎて、頭がおかしく…いえ、元からおかしかったですわね」
アネモネ「何を言っているのであるか。我に敗北などないぞ!勝つまで戦えば勝利なのである!ふーはははははははははっ!!」
エリザ「めちゃくちゃですわー!」
アネモネ「さあ、邪魔な駒共を片づけるぞ!」
ドラクル「はい。お嬢様」
アネモネ「ふふふふっ。順調に粉々してやってるな。所詮、駒か。ふははははは!」
<クィーン>は地獄の吐息の魔法書を読み上げた。矢があなたに命中した。あなたは苦痛にもだえた。
アネモネ「い、生きてるのである。はぁはぁ…。やはり我は最強無敵であーるっ!!」
ドラクル「流石、お嬢様でございますね
エリザ「一発で重傷になっていますのに。えらい自信ですわ」
アネモネ「邪魔者は砕いてやった!さあ、正々堂々とやろうではないか!ワイナンよ!」
エリザ「3対1は正々堂々なのかしら…?」
アネモネ「ふはーはっははははっ!奴が持っている武器に近づかずに、射撃射撃!マジックミサイルである!時止めもできぬ、自慢の槍が届かない!悔しかろう!悔しかろう!ははははははっ!!」
ワイナン「…」
古城の主『ワイナン』は魔法を詠唱した。矢はあなたに命中した。あなたは苦痛にもだえた。
アネモネ「ぬわああああっ!?痛いであるっ!?」
エリザ「気のせいじゃなければ、先ほど同じ光景を見ましたわ」
アネモネ「ふ…エリザ。それは気のせいであるぞ」
エリザ(少女はジト目であなたを見つめた)
アネモネ「あ、えっと。やっぱ、先ほど同じことがあった気がするのである~」
アネモネ「ふはははっ!奴はもう風前の灯火!我が魔力に貫かれ!消えよ!」(連続でマジックミサイルを振り回す)
エリザは『波動を放つ弓』を誇らしげに構えた。エリザは古城の主『ワイナン』を射撃し 粉々の肉片へ変えた。
エリザ「で、”我が~”なんですの?」
アネモネ「わ、我が下僕の力で倒れるがよい!である。うむ、よくぞやった」
エリザ「当然ですわ!ほーほっほっほっ!!」
ドラクル「仲良しでございますね」
戦力が増えたし。楽になるだろうと思ったが、駒が魔法攻撃してきたり手榴弾投げてきたりと、ワイナン以外でわりと苦戦したな。
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