聖騎士吸血鬼の伝説2 掘っても掘っても…3日後に直る

elonaプレイ日記月明かりの祝福『アドニス』


何を望む?


アドニス「望み…?」
ハンカチで口元を拭いながら、少年は唐突に聞こえた謎の声に首を傾げた。

ルシアン「噴水や井戸とかの水を飲むと、願いの神が気まぐれで願い事を叶えてくれるんだ。ギャルのパンティーとか、クミロミの秘密のけ・い・け・ん♥とか、狂喜して叫ぼうぜ~」

アドニス「お前がやりたいだけだろ…」

ルシアン「それじゃあ…オーロラリングはどうだ?護衛と配達依頼での移動が多い俺たちにぴったりだろう」

アドニス「悪天候でも足止めされないエンチャントが付いているレア装備か。うむ、それにしよう。願いの神よ…」

ルシアンオラオラオラァーーーリングゥゥゥッ!!ではなく、ギャルのパァァァアンティイイイッ!!

アドニス無駄無駄無駄無駄ァーーーーーッ!!オーーロラリィィイイングゥッ!!!

うるさいっ! 祝福されたシルバーオーロラリングは高速に落下し。地面にめり込んだ。


ルシアン「ひぇ!?」

アドニス「ふ、勝った。さすが神だ。力強い渡し方だ」



アドニス「ということで、地のオパートスを信仰することにした。ちょっとだけ…強くなれた気がする」

ルシアン「フハハハーン!盛大に歓迎してやろう、ってな。駆け出し冒険者にとって頼れる神様だよなー なら、坊ちゃん。掘ーり掘り♪しないか」

アドニス「いも掘りでもするのか?」


*カキン*ざくっ*ざくっ*じゃり*カキン*ざくっ*ざくっ*

アドニス「”採掘”で完全に壁そのものを破壊しているんだが…お前の言うとおりに街の人は全然怒っていないな?」 そう呟きながら、少年は素手で壁を破壊していく。

ルシアン「3日後には直るからな。大して気にしないのさ」

アドニス「寛容だな。俺は遊びに来た阿呆が部屋の壁を破壊して入ってくるのが気になって仕方ない」

ルシアン「ふふっ、坊ちゃんに早く会いたい衝動が止まらなくてな。後、広くて移動がめんどい」

アドニス「そんな理由で俺の家を壊すな!…ところで、なんだか騒がしいな?」

ルシアン「騒ぎ?さっきから仮面男がクルクル踊ってるけど…いやまて、このコブラなシルエット!モンスターじゃねぇか!?」
少女は血相を変えて、モンスターの元へ駆け出し。拳を振り上げた———


キングコブラ「ヒューッ!何か用かな?」

ルシアン「あ、あれ?いや、何でもないです。すいません」
キングコブラ「そうかい。ダルフィは危険な街だから、気をつけな。お嬢ちゃんたち」

ルシアン「なんて友好的だ。…まあ、ほっとくか」

アドニス「………お嬢ちゃんたち?」


ログを一応見てみたがマークスがクルクルしてることしかわからん。モンスター召喚で出てきたゲストフラグNPCなのだろうか?(MMAhのりどみに書かれているゲストフラグというものをいまいち把握できてない)

 



アドニス「ルシアン、見てみろ。今度はやどかりとパンプキンが街中で踊っているぞ」

ルシアン「微笑ましい光景だな~…じゃない!交戦中じゃないか」

アドニス「だから、踊っている(戦っている)と言ったんだが」

ルシアン(親父さんの影響か、時々変な言い回しをするなぁ…)「とにかく加勢するぞ!坊ちゃん」

~少年たちと一応冒険者も交戦中~
Now Loading…

冒険者「うう、助かりました。うっかり呪われた装備をしてから、やたらと周りにモンスターが出現してきて…」

ルシアン「あー…やっぱり」

アドニス「あの、解呪の巻物を受け取って…」

ルシアン「アドニス、ちょいと俺の話を聞いてくれ。それで呪いは解決できるだろうけど、”これ”の解決にならないかな~」



ルシアン「それは魔物を呼び寄せる[***]呪いを解いても、このエンチャントがあるかぎり。モンスターがどんどん出てきちゃうぞ♥」

アドニス「耐久20も下げる…恐ろしい。どうにかできないのか?」

ルシアン「ふふん、そこでアイテム交換さ!おっと、交換前に解呪の巻物を渡す必要はないぞ。なぜか交換時に外せる!かなーり謎だけど」

アドニス「謎だな。えっと、交換できる物は…神託の巻物1枚か。交換お願いします」
冒険者「ありがとうございます、優しい坊や。とんでもない奴だ!と、ミンチにする人もいるから。本当に嬉しいわ」

アドニス「間違いは誰にでもあることだ。それを咎めるばかりでは先に進めない…。まだまだ失敗することがある俺にとって支えになっている…憧れのひとの言葉だ」
冒険者「まあ、素敵な言葉。私も心の支えに覚えておきましょうか。…そういえば、名乗ってなかったね。私はつまらなすぎる破壊『テイン』よ」

アドニス「俺は月明かりの祝福『アドニス』だ。同じ冒険者として、今後ともよろしく頼みます」
少年はとろけるような微笑みを浮かべた。
テイン「あ…よろしくね。そ、それじゃあ、またどこかで!」
赤面した女冒険者は白いドレスを翻して去っていった。

ルシアン「…坊ちゃん、素でやってる?」

アドニス「何のことだ?」

 

シリーズを追っているelona動画で街がモンスターだらけになる場面があったが…自分の序盤プレイでも遭遇するとは。被害はほぼ無いけど。キングとかエイリアンとか、今のアドニスたちには対処できないのが出てこなくて良かった。

 



ルシアン「さぁーて、酒場の尻美人さんからの依頼だ。泥棒をお仕置きしちゃうぞ~」

アドニス「戦力的にまだ不安だが…俺とお前となら」
扉を開くと…そこには先刻の女冒険者が立っていた。
テイン「また、会いましたわね。ちょっと迷って、ここに来てしまったのだけど。先ほどのお礼に盗賊退治依頼を協力します!」
頬を紅潮させながら、女冒険者は武器を構えた。

アドニス「それは有難い」

ルシアン(…迷って?)


女冒険者はルルウィの加護をその身に宿し。素早い動きでアジトを駆け回り、敵を倒していく。盗賊たちは全滅した。

アドニス「すごい速さだ…!風の女神も素晴らしいな」

ルシアン「おや、坊ちゃん。さっそく浮気者かな?」

アドニス「……今すぐには…。テインさん、お強いんですね。助かった」
テイン「うふふ…いつでもお姉さんに頼ってもいいのよ」

アドニス「ありがとうございます。あなたような素敵な人と共闘できて、もっと(そういう強さに)近づきたいと思った…」
少年は熱っぽい眼差しを女冒険者に向けた。
テイン「…ふ…………んん。やばい。っと、ごめんあそばせ。急に用事を思い出したから…また会いましょうね!」
女冒険者は両手で顔を覆いながら去っていった。

ルシアン「坊ちゃんの…女たらしー」

アドニス「…たらし!?」

 

珍しく序盤からヴェルニースに出入りしているので、酒泥棒クエストのログを書こうと…階段降りて扉を開いたら、冒険者がいて驚いたわ。リロードすべきか?と、考えたが。さっきの冒険者だと気づいたので、そのまま参加させることにした。今後、出番あるのか不明だが。

 

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