聖騎士吸血鬼の伝説14 ノースポイント-14にいけ-



デイビッド「へー、ここがノースポイント拠点すか」
「お兄ちゃ~ん!あそぼ♪」

デイビッド「ボスの妹様…!?」

アドニス「違う」

ルシアン「そうだぜ。妹じゃなくて、妹猫だぜ」

デイビッド「なるほど。ボスの妹猫様…!」

アドニス「それも違う」
「もー!お兄ちゃんたちであそんでないで、オミノアとあそんでよー!」 妹猫は無邪気に尻尾を振りながら、こちらを見ている。

アドニス「……うん、遊ぼうか」
「わーい♪お兄ちゃんがオニねー」

 

久しぶりにノースポイントに来たら妹猫が出てくるとは。肉まんじゅう美味しい。

 

~咎人の楽園~

盗賊団の用心棒の攻撃を避けた。盗賊団の用心棒の攻撃を華麗に避けた。盗賊団の殺し屋の攻撃を華麗に避けた。

アドニス「ふ、当たらなければどうということはない」

ルシアン「きゃー坊ちゃん素敵なダンス!惚れ惚れしちゃうぜ~」

アドニス「各国から罪人たちが集まっているという話だったが、リーダー格らしい人物が見当たらないな」

ルシアン(スルーされた…)「うん?奥に階段があるな。本拠地は地下か…ふふ、奴らは袋のネズミさんという奴だな!」

デイビッド「油断は禁物ですぜ。寄せ集めとはいえ、犯罪者の巣窟。なにが出てくるのやら…まあ、久々のカチコミに。アッシは血沸き踊っていやすが」

アドニス「カチコミ?」

デイビッド「殴り込みに行きますぜ!という意味ですよ」

アドニス「なるほど…カチコミに行くぞー!」

ルシアン(アドニスが変な言葉を覚えていっている…まあ、いいか。親父さんも爆笑するだろう)


イーック!イイック!イーノック!イックク!イークッ!*ジジジジジジジジジ* 階段を降りると、爆弾を持ったカミカゼイークの群れがアドニスたちを待ち構えていた。

ルシアン「いやー盛大に歓迎されているな」

アドニス「まったく嬉しくないな…」
集団爆散に耐えきれる自信がない少年は、すかさずテレポートの杖を宙へ振るい、移動した。



ルシアン「あれ?デイビッドはどこだ?」
「ア…」何かはバラバラになった。何かはバラバラになった。「ア…ア…」何かはバラバラになった。何かはバラバラになった。「アアァン…!」何かはバラバラになった。何かはバラバラになった。

アドニス「爆発に巻き込まれている…!?」 少年が慌てて紐を引っ張ると、爆風で少しこんがり肌になったメイドが姿を現した。

デイビッド「…凄かった。カミカゼイークの生き様に痺れたぜ」

ルシアン「大丈夫か…?」

デイビッド「へい!アッシもカミカゼイークを見習って、頑張りますぜ!」

ルシアン「いや、飛び散らないでくれ」

アドニス「そうだぞ。バラバラになったデイビッドを元通りに戻すのは俺たちには難しい」

ルシアン「あ、ああ…。俺たちに任せると、とんでもない姿になるかもしれないぞ~」

アドニス「ビームを放てる目に、鋼鉄のボディ、そして…ロケットパンチを付けるかもしれない」

デイビッド「………。そうすね。パパに貰った身体を大事にしやすよ!」

ルシアン(少し迷ったのか)


あなたは軽傷治癒の魔法を詠唱した。あなたは詠唱に失敗した。

アドニス「ぬ」
あなたは軽傷治癒の魔法を詠唱した。あなたは詠唱に失敗した。

アドニス「ぬぬ…」
あなたは詠唱の技術の向上を感じた。あなたは悲痛な叫び声をあげた。あなたは毒から回復した。


アドニス「よし」 少年のHPは3だ。

ルシアン「よし、じゃねーよ!?俺がびびったわ」

アドニス「すまない。つい、ギリギリまで挑みたくなってしまうんだ」

ルシアン「意地になる気持ちはわかるが、自分の命でチキンレースしないでくれ…」

 

HPに気をつけているつもりが、ついこういうプレイしてしまうな。


闇の宣教師に腐った手で殴られた。あなたは痛手を負った。あなたは弱くなった。

アドニス「う…」

ルシアン「坊ちゃんに触るなー!気軽に触っていいのは俺だぞ」 ルシアンは闇の宣教師を殴り飛ばした。

アドニス「ルシアンも嫌だよ」

ルシアン「ええ~」

デイビッド「ボス。少し顔色悪いすけど、大丈夫ですかい?」

ルシアン「それは大変だー、俺が運んでやるよ。姫抱っこで」

アドニス「や・め・ろ。先に進むぞ」

 

耐久が103→82と、けっこう下がっていたが…うん、気づかなかったんだ。

 

~最深部~

一斉に向けられる銃口と弓矢、そして魔力によって輝く杖の先。容赦ない殺意を向ける賊たちは水路の向こう側だ。唯一の陸路は幾重の鉄格子の扉によって塞がれている。

ルシアン「わぉ…ネズミさんは俺たちだったか」

アドニス「…」
少年は静かに囲んでいる面々を観察する。殺し屋の遠距離攻撃は先ほどの戦いから、ほぼ命中しないはず。術士は魔法の矢とファイアボルトを使用するが、これも耐えきれるだろう。ネフィアボス『クックロビン』の存在が気になるが…この場で1番に気をつけるべきはクイックリングの弓使いだ。その速度は750。目に止まらない速さで射られた無数の矢によって、あっという間にハリネズミにされてしまうだろう。

アドニス(俺は知っている。倒す方法を。いや、今まで味わったのだ…)


クイックリングの弓使いは毒におかされた。クイックリングの弓使いは毒に蝕まれ死んだ。

アドニス「低生命力が受ける毒の恐怖をな…!」

ルシアン「経験が生きたな。さて、残りの奴らをぶん殴るために。アドニス、そこの水路を採掘してくれ」

アドニス「確かに壊せるタイプの水路だが、この状況では邪魔されて破壊できないぞ?」

ルシアン「大丈夫大丈夫。俺を信じれば道は開かれる…!」

アドニス「…そこまで言うならやろう。つまらん冗談だったら、後でお前のポニーテールをモフモフするからな」

ルシアン「なんで俺のポニーテールにモフモフの魅力を感じてるの…!?」

デイビッド(ちょっと犬の尻尾っぽい…?)


盗賊王『クックロビン』は壁を破壊した!

ルシアン「ありがとー!道を開けてくれて♪」

アドニス「…ところで、俺が採掘する必要あったのか」

ルシアン「おかしな行動で、『クックロビン』の注意を多分?引いた」

アドニス「後で、お前のポニーテールをもげるまでモフる」

ルシアン「なんで!?」

 

遠回りするより、『』に壊してもらった方が速いので、きっと正規法。

 


ルシアンは盗賊王『クックロビン』を殴って殺した。

ルシアン「だーれが殺したクックロビン…それは俺だーっ!」

アドニス「賑やかすぎるお葬式だな」

デイビッド「くくく、鐘の代わりに銃声をガンガン鳴らして。参列者様には帰ってもらいましょうか」


死神の使い「それじゃあ。ミンチにされた人も吸血鬼もゾンビも、ついでに生者も魂を置いていってくださーい!」

デイビッド「げぇ!?死神…の使い!?」

アドニス「だが断る。俺も、ルシアンも、デイビッドも!」 少年は鼓舞をし。炎の衝撃の杖を構えた。


ルシアンは死神の使いを殴って殺した。死の宣告は無効になった。死の宣告の効果が切れた。

アドニス「ふぅ…『クックロビン』より緊張したな。ショートテレポートで逃げられなくて良かった…」

ルシアン「また出てこようが、俺が死に死をくれてやるさ!」

デイビッド「流石アニキ。”本物”の死神すら倒してしまいそうすね」

アドニス「絶対の死を倒せるなら、永遠の不老不死すら倒せそうだな」

ルシアン「はははは、そりゃすげー…。俺、人間やめてない…?」

アドニス「ルシアンは阿呆なルシアンだよ」

ルシアン「そっか~、俺は阿呆な俺だもんなー、って。ひどいぜ、坊ちゃん!?」

 


クックロビン戦 5:16
1番苦労した相手は、毒であっさり倒したように見えるクイックリングの弓使い。数撃てば当たるという奴で、アドニスが何度かミンチにされた。死神の使いも初見殺し。いつの間にか死の宣告でPCも仲間も死んでいたりと…『クックロビン』より強く思えた。あと、炎の衝撃の杖をケチらない方がいい(敗因のひとつ)