アネモネ「一生、遊べる金とな。そのような安請け合い、後悔するぞ。その依頼を我がすぐ終わらせてしまうのだからな。ふはーはっはっはっ!」
アネモネ「まずは…ガグと吸血蜘蛛か。蜘蛛はただ雑魚であるが、ガグは高い耐久と弱体化の手を持っているのである。ところで、ガグの種族はオークとされているが、一般的なオークとは全然に似ておらぬな。これもエーテルの風の影響を受けた生物なのだろうか」
エリザ(時々、こういう奇妙なモンスターを見ると考え事をしているのよね)
エリザ「うっ、なんて禍々しい姿ですの…」
アネモネ「あまり直視するな。気が狂うぞ」
エリザ「きゃああああああああっ!?痛いですわっ!!契約がなかったら、ミンチになるところでしたわ」
アネモネ「情報どおり出てきたか…こやつは螺旋の王。先ほどのイスの偉大なる種族、シュブ=ニグラスと同じ種族に分類されている。種族名がイスとなっているのは最初に発見されたのが…。いや、この話をしている場合ではないな」
アネモネ「螺旋の王は地獄の吐息、混沌の瞳、轟音の波動を使ってくる上に、LV65の魔法使いである。かなりヤバイのである」
ジル「LV41以上の魔法使いは軽・中装備で両手持ちだと連続魔法が使え。ボール系攻撃魔法を場所指定して発動させることが出来るのですです。僕も早くLV41以上になりたいのですです」
アネモネ「また魔法を使われる前に畳みかけるのである!がんばれであーる!がんばれであーる!」*鼓舞*
ドラクル「お任せください。お嬢様!」
アネモネ「ふぅ。なんとか螺旋の王1体を倒せたのである。だが、情報だと2体いるらしい。警戒を…ぬ?」
エリザ「うふ…うふふふふふふ…」
アネモネ「エリザ?」
エリザ「うふ…うふふふふふふ…」
ドラクル「狂気の眼差しを見てしまったようですね。休ませてあげましょう」
アネモネ「うむ。この状態では満足に戦えないだろう。ジルのMPもなくなってきているから、ちょうど良い。安全そうな場所で休憩をするか」
ジル「えへへっ。マスター、お気遣いありがとうございます」
アネモネ「エリザ~」
エリザ「うふ…うふふふふふふ…」
アネモネ「可愛い顔が台無しであるぞ。しっかりするのである」
エリザ「うふ…うふふふふふふ…」
アネモネ「…ちょっと吸ってもバレぬか」
エリザ「ハッ…!…なにがバレぬ、ですわよ!変態吸血鬼!」*バシーン*
アネモネ「なぜそこで正気に戻るのである…痛いのである…」
ジル「もう1体の螺旋の王は魔法を使う前に倒したのですです!えへへへ~♪」
アネモネ「よくやったジル。ナデナデしてやるぞ~と、言いたいところだが。まだ残っているモンスターがいるのである。気を抜くな」
ジル「はい!みなごろしにするのですです♪」
アネモネ「ふん。我を侮るとはニワトリめ。さあ、報酬をよこすのである」
あなたはザナンの紅の英雄『ロイター』に体当たりをした。カルマ変動(-2)ザナンの紅の英雄『ロイター』は嫌な顔をした。「身の程を思い知らせてやる」
ジル「マスター♪焦げカスのチキンができたのですです♪」
アネモネ「ふふ、ふははははははっ!このようなはした金で一生遊んで暮らせるという冗談はつまらなかったが、貴様のミンチ姿で許してやろう。ジル、我の元に来い。ナデナデしてやるのである」
ジル「わぁ~い♪」
エリザ「噂で聞いた遺跡荒らしエレアの所業よりはマシなのかしら…」
おまけ。ニワトリ退治もあるよ。
そういえば今日はハロウィンなので、MMAhで追加されたハロウィンイベントのひとつであるハロウィン仕様のパーティー会場を置いておく。依頼報酬に菓子系料理がもらえるが… だいたい失敗料理なので嫌がらせか!と思ってしまう。
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