夢を見る前ノ夢0

 水に沈んでいく身体。とても冷たい。失う体温なんてないのに、冷たい。けれど、太陽の光に輝く真っ青な水面は綺麗だと思った。  吸血鬼は流水で死ぬという話を聞いて試してみたんだ。海に落ちることにためらいなんてなかった。身を焼くような痛みがあった。僕を形作る皮膚が溶け、肉が崩れていった。死ねると… そう思えて、僕は微笑んだ。死の夢を見た。ほんの少しだけの間。  千々切れた肉塊になろうが、僕は死ななかった […]

Elona冒険者に100の質問!

ここはヴェルニースの酒場。漂うきつい酒の匂いと、美味しそうな料理の香り。がやがやと聞こえる人の声で、いつもどおり賑やかだ。 ステージでの演奏を終えたヨルは適当なテーブルに着き。看板尻…いや看板娘の娘のシ―ナに軽い食事を注文をした。 腹を空かせながら、ぼーっとしていると一人の男がヨルに近づいてきた。胡散臭い笑みをへらへら浮かべている。 「やあ、お前さんが噂に聞くヨル・ムンガルドか。ちょいと質問いいか […]

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