アネモネ「おかしいのである…」
ヴェント「何がだ?」
アネモネ「新たな我が下僕より早く、我が死にかけておる!?」
ランディーニ「…? オレはエリスの癒しで回復しながら戦っているが、お前は罵倒し。ヘイトをもっていくが、回復技を持たず生命力10。当然の結果だと思うのだが… なぜ、そんな低い生命力で戦ってる?」
アネモネ「そ、そうである…!ヴェント! なぜ我の生命力を上げないのだ!?」
ヴェント「特製肉まんじゅうはこの前ルルウィ様に祝福して頂いたから手持ちがないんだ。あと… 生命10でも、ステ上がればどうにかなるんじゃないかなー という興味もあってな。まあ、いつかは上げるかもな!」
アネモネ「そうか。我の可能性に期待しているのだな! ふふっ。生命力10でどこまで行けるか見せてやろう!」
ランディーニ「……いつも、こうなのか?」
シャムロック「はい。で、あります」
ヴェント「カルマ回復に討伐依頼を受けていたら、妹の木を発見したぜ! けど、依頼中って盗みが出来ないんだよな。うーん、自宅に持って帰りたかったなぁ…」
シャムロック「怖いので、やめてほしいのであります。帰宅するたびに身に覚えない妹殿が増えていそうなのであります」
ヴェント「ははっ! そんなこと… ありそうだな」
ヴェント「ちょっと惜しい気持ちになったりしたが… このサンドイッチを渡して、晴れて脱罪人だぜ!」
シャムロック「うっかり頑張るお嬢様をミンチにしないでくださいね」
ヴェント「それはな~ 気がつくと身体が勝手に動いて、やっちゃうだよな」
シャムロック「無意識にミンチするなんて恐ろしい癖でありますね…」
ヴェント「パルミア近くに設置しているダンジョンに飛んだら、妹猫にかくれんぼしようと言われたので「いいぞ~」と答えたのだが… これは隠れているのか?」
シャムロック「影が見えているでありますね」
ヴェント「最近、妙に妹と縁があるな~ さて、ルミエストに到着したし。依頼依頼っと」
シャムロック「ヴェント殿… あの、後ろ…」
ヴェント「うん…?」
あなたの背後には妖艶な妹『ツユ』がいた。
ヴェント「…」
ツユ「言ったとおり、また会えたね。お兄ちゃん!」
ヴェント「今度、妹の木を見つけても持ち帰って自宅に飾るのはやめるかな~…」
ヴェント「気を取り直して… レッツ!パーティーだぜ!! 高ランクの演奏依頼も稼げるようになってきたが、虚空さんを満足させるにはまだみたいだな~」
シャムロック「この前、ミンチにされた恨みがあるのでは?」
ヴェント「好感度が低いのか… じゃあ、媚薬でも投げるか♪」
シャムロック「そんなことをしたら、ミンチにしますよ」
ヴェント「冗談だって~ シャム。なんでそんなキレているんだ?」
シャムロック「薬で感情を操るなんて最低な行為であります」
ヴェント「わかったわかった。絶対に使わないって~」(女体化させた時より怒ってるな… ふふっ。ゾクゾクするな~ このシャムは。しかし、本気で嫌われるのは嫌だし。約束どおりにするか)
錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。錬金術の杖を製造した。
シャムロック「ヴェント殿…?」
ヴェント「うん…? お前らいたのか。作業に夢中になっていたぜ」
シャムロック「さっきからいましたよ。ところで、これは一体?」
アネモネ「凄まじい勢いで増える錬金術の杖が山積みになっているのである」
ヴェント「ふと集まっているマテリアルを確認したら錬金術の杖がいっぱい作れる量だったから、スキル上げも兼ねて作ってたんだ」
シャムロック「ああ。それで魔法作家殿の目の前で一心不乱に作っていたのでありますね」
ヴェント「ふっふー。全部でいくら売れるかな~」
魔法作家「迷惑なので、そろそろやめてくれませんか」
(60~70万ぐらいで、ぜんぶ売りつけました)
ヴェント「さぁーて。真の目的である幸せのベッドが作成可になったぞ!」
シャムロック「ただの金回収目的じゃなかったのでありますね」
ヴェント「またやるけどな」
シャムロック「魔法作家殿が可哀想であります…」
ヴェント「新しいベッドはここに置いて… さあ、おいで~ シャム。俺の隣に♡」
シャムロック「断ります」
ヴェント「なぜだ!?」
アネモネ「幸せのベッドはいつ寝てもフカフカであるな~…スヤァ」
ランディーニ「機械のようなスライムにベッドを占領されているな… ソファーで寝るか」
シャムロック「それなら、大丈夫であります。ヴェント殿がソファーで寝ますので」
ヴェント「うぇ~ん。シャムがつめた~い」
シャムロック「鬱陶しいのであります」
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