クレイモア吸血鬼の旅行記76


アネモネ「数年前にキッカスを見たきり、存在を忘れていたエウダーナに来てみたが…迷いそうなほど広々とした王都であるな」
エリザ「私たちが歩いて来た大砂漠が嘘のように水に囲まれた綺麗な街ですわね」
アネモネ「エウダーナは過去に強大な魔力を持つ秘法を発掘し、魔法で栄えた国だ。その技術によるものであろうな」
エリザ「空気も埃っぽさもなくて、風で砂塵が飛んでこない、本当に驚きですわ。…これなら、お風呂がありそうですわね」
アネモネ「…大きなオアシスがあるとはいえ、水は貴重品である。世のため、一緒に汗を流さぬか」
エリザ「それは…私である必要ないですわよね。ドラクルとでも一緒に入ったらどうですの」
アネモネ「なっ…」(なんと恐ろしいことを言う…!)
ドラクル「お嬢様。私はいつでもよろしいですよ」
アネモネ「ま、また今度に…後でな」
エリザ(すごい冷や汗をかいていますわね。…まったく、なんでいつもいつも他のひとがいるところで言うのかしら…2人きりの時なら……ばーか)


ジル「あれ?街中にドラゴンがいますね。ミンチにしましょうか」
???「威勢がいい少年だな。だが、私はこのとおり友好的だ。広場の氷像になりたくないだろう」
ジル「はわっ!?」
アネモネ「そなたは…聞いたことがあるぞ。エウダーナの守り神『ネーデル』か」
ネーデル「そうだ、異国の旅人よ。王都の観光は快適だろう。私が砂漠の熱気を防いでいるおかげだ。時々、市民を凍らせてしまう事もあるがな」
アネモネ「おお、それは怖いな、興味深いな」 吸血鬼は好戦的に紫の目を細めた。
ネーデル「随分と血の気が多い…血の匂いがする少女だな。それなら、ブライに会うといい。とても楽しめると思うぞ」

 

ネーデルが竜娘になってるのは、キャラチップ版差し替え拡張で男女別に設定している影響です。これでこれで守り神っぽい感がある。

 


ブライ「もはやイェルス本国を叩く他に勝機は無い。だがエウダーナの防衛も疎かにはできぬ。そこで、お主のような歴戦の勇士に街の防衛を任せたいと思ってな。働き次第では莫大な報酬を支払うぞ」
アネモネ「空飛ぶ船とな。それは見たいであるな」(積極的にネフィア発掘し、扱えるように改造しているイェルス国が得た古代兵器か。それによって滅びかけているとは…どんなに優れた技術を持っていても、停滞していれば追いつかれるものだ)「その依頼受けるぞ」

 


アネモネ「話どおりに空から降ってきたな。あの高さから落ちても平気な強度があるということだな」
ドラクル「ここまで頑丈な機械があることに驚きでございますね。稀にとんでもない高さから落ちても、上に落ちても平然としている人間もいるようですが」
アネモネ「骨が丈夫なのかもしれんな。さて、最近すぐミンチになるモンスターが増えるばかりで退屈していたのだ。すぐに壊れるなよ。ふはははははは」


*ブシュ* エリザは鉄巨人の首をちょんぎり 殺した。 敵のリーダーを撃破した!北広場に階段が現れた。
アネモネ「は…? これで終わりか?」
ドラクル「上空に浮いていた船が去っていますね。エウダーナの兵たちも撤退しているようです」
アネモネ「ぬー 鉄巨人は地獄のネフィアでよく会うモンスターである、面白みがないぞ。もっと強い、見たことない奴と戦いたかったである」
エリザ「あなたはまだまだ元気いっぱいなんでしょうけど、私は疲れましたわ。ね、報酬を貰いに戻りましょう」


ブライ「よくやってくれた。しかし奴らはただの先発隊に過ぎん。準備が終わったら、再びワシに声をかけてくれ」
アネモネ「それは素晴らしい。物足りなかったのだ。食事してから、行くか」 吸血鬼はワクワクした様子で〈マーニスファーラ大陸の刺激たっぷりスパイスたっぷり食〉という小冊子を開いている。
エリザ「この国のお料理って、辛いイメージあるのですけど。私、あんまり辛い物は食べれる自信がないですわね…」
アネモネ「観光客用に控えめにしたものはあるようだぞ。ほう、ドラゴンの子供のような大型トカゲの肉や蛇の変種の肉を調理に使っているのか」
エリザ「トカゲに蛇…でも、人肉よりマシかしら」
アネモネ「そなたの好物であろう」
エリザ「あなたが何度も食べさせるから、人肉好きの変異が付いてしまったのよ!好きじゃないですわー!」

 


アネモネ「おお、かっこいいであるな!蜘蛛の形をした起爆兵もなかなかに好きだが、ドラゴンの姿に模した大型機械が動いているというのは楽しいであるな」
エリザ「あなたって、機械好きですわね。たまに時計やらコンピュータを分解して、内部ではどう動いているのをずっと眺めていますわよね」
アネモネ「楽しいぞ。どのような部品を使っているのか、こういった仕組みで動いているのか…飽きぬな。稀に戻せなくなるが…」


飛行船はエウダーナの魔術師部隊によって撃墜された。
アネモネ「なかなかやるな」
ジル「わぁ、あんなに遠くにある船を落とすなんて驚きですです。僕もやってみたいなぁ…エウダーナの魔法を知りたいですねー」
ドラクル「ジルさんは勉強熱心ございますね。ですが、秘密主義が多い国柄です。教えてもらうのは難しいかもしれません」
ジル「それなら言うまでお願いするだけですです。…死ぬ前までにはしゃべるでしょう」
ドラクル「話せば、きっとわかってくれますよ。ふふっ」
エリザ「…国際的な犯罪者になるから、やめてくださる」

 


アネモネ「船が破壊され、しばらくは休戦になると思ったが。新しい機械の船を用意していたのか。ふふふふふ、イェルス国は愉快であるな」
エリザ「ふらりと参加してきた冒険者によって、戦況を塗り替えられているイェルス側は面白くないでしょうね」
アネモネ「イェルスの幼女王リドリーは笑っているかもしれんぞ。生まれながらの狩猟者で飢えた獣、戦争を仕掛けてきたエウダーナを相手しているのも遊びのひとつ…という噂があるな」
エリザ「…あなたと気が合いそうですわね」
アネモネ「さてな、会ってみなければわからん。…どこかで会えるような気がするのだが、まあよい。今は空飛ぶ船と機械兵とのパーティーを楽しもうではないか!」

 


天からレーザーが降り注いだ! あなたは悲痛な叫び声をあげた。エリザとの関係が〈魂の共〉になった… あなたは悲しくなった。 ドラクルとの関係が〈魂の共〉になった… あなたは悲しくなった。 ジルとの関係が〈魂の共〉になった… あなたは悲しくなった。
アネモネ「ぬ…ぐ……なん、だと…っ!?」

 

 

アネモネ「空から降ってきた眩しい光で我以外が一瞬で吹き飛んでしまうとは…流石に驚いたな。はははははははははっ!」
エリザ「笑い事じゃないですわよ。攻撃を止めようにも、私たちじゃ届かない。魔術師部隊の遠距離攻撃もそう何度も発動できないみたいですわ」
アネモネ「我なら耐えることができる。なら、我1人で殲滅すればいいことだ」
エリザ「え?」
アネモネ「下僕共は宿でゆるりと休むと良い。それでは行ってくる」

 


アネモネ「ふはははははは、囲まれている状態で唱える混沌の渦は爽快感があるな!ふはーはははははははははっ!」
次から次へと船から投下される機械兵を吸血鬼は笑顔で迎え、無残に破壊していく。響き渡る銃声と混沌魔法が発動する音、砕ける機械の音。MPが無くなったら、惜しみなく魔力の杖+1を使い。血まみれの瀕死なろうが生命の杖+1で回復し、戦い続ける。積みあがる残骸と血の匂いに吸血鬼は恍惚と高笑いした。


アネモネ「は…」
だが、その笑いは一瞬途切れた。『イェルス重装機械兵』が放った強力な弾丸は心臓に届く寸前まで貫いたのだ。
アネモネ「はははははははははははっ!やっと現れてくれたか、遅かったじゃないか!早く早く早く早く早く!と、そう叫び出すところだったぞ!ふはははははははははははははははっ!」
恋する乙女のように頬を紅潮させて可憐に笑う幼い少女。『イェルス重装機械兵』は無機質に銃口を向け、容赦ない弾丸を浴びせた。

 

 


アネモネ「はぁ…楽しかったのである。また来るとしよう」
エリザ「ボロボロに負けて戻ってきたのに、懲りないですわね… やっぱり1人だなんて無茶ですわ。復活の書で私たちを復帰させればいいじゃないですの」
アネモネ「その手も考えたがな。我1人でも倒せそうだった… また挑戦したいのだ」
エリザ「…わかったわ。あなたはどうしようもないアホだと知っていますから、止めないですわ。ただ、次にエウダーナに行く時も私たちを連れて行ってちょうだい。戦いに参加しなくても、なるべく側で待っていたいの」
アネモネ「私だけ連れていって…そんなワガママを言っていいのだぞ」
エリザ「な、なにを言って…その、そそんなこと…」
アネモネ「ふふっ、エリザは本当に愛らしいであるな。ふはははははははははははは、ふはーはははははははははははははははははは」
エリザ「いつまで笑っていますのー!アホ吸血鬼ーー!」
アネモネ「いひゃっ!からかったのではな…ぬわああああああああああっ!!」


そういえばエウダーナのクエストがあったと思い出して挑んだら、1回目2回目は楽々に進んで。行くの遅かったかなぁと思っていたら、レーザーでアネモネ以外が吹っ飛ばされたわ。HPはアネモネよりペットたちの方が高いはずなんだが…?また挑戦した時はHP全快状態を維持に気を付けてみたが、また一瞬でミンチになった。耐性も大体揃っているし。わからん…
復活の書でペットたちを復帰させる手もあるが…アネモネだけでいけそうと思ったので、また挑戦すると思います。バイトの虚空さんもアネモネのみで戦いたい欲あるし。鍛えよう。